皆さんこんにちは
如何ゲームライフお過ごしでしょうか。


さて、突然ですが皆さんは最近テレビ観てますか?

僕はいくつか毎週楽しみにしているバラエティ番組がありますね。
ゲームバラエティ番組の勇者ああああが大阪はちょっと遅れて放送なのが悲しいです。
隔週だけど『ゲームセンターCX』も楽しみですね。
(遂に第22シーズン!)

でもそれ以外はほぼスポーツ中継で、それも最近はDAZNなどネットで観られるようになったので、テレビを見る時間も減ってきました。

そんな昨今のテレビに詳しくない自分ですが、今月より放送開始になったアニメにゲーム原作のタイトルが入っているのは存じ上げております。
ペルソナ5シュタインズゲート 0ですね
anime

この2本はどちらも人気があるタイトルですからアニメ化も当然の流れですね!

が! ちょっと待って下さい。アニメも良いけど、
もし未プレイなら先にゲームでいかがですか!?

 


僕自身、プレイしたゲームのアニメ化っていうのは結構嬉しいものですし、やっぱ好きなキャラが動いているのを見るとテンション上がります。
よく放送に合わせてセールが企画されたりして、ゲームやってみようかなって人が増えるキッカケにもなりますよね。
でも結局「もうアニメで結末見たから」という感覚でゲームを遊ばず仕舞いの人も多いような気もします。

その一因としては
連載途中でのアニメ化が多いコミック・ノベルはオリジナルのエンディングになり、その後の連載に注目が集まるのに対して、ゲームは発売時点で完結しているのでアニメも原作通り完結する
というのがあるかも知れません。
(なので、ソーシャルゲームはこれに該当しないと言えるかも)

「中々ゲームする時間が取れないけどストーリー気になってた」という人にはアニメが丁度良いのは間違いないですが、先に挙げた2タイトルは内容の濃い名作ですので「ラスト知ってるから」で終わっちゃうのは非常に勿体ない気がします。


アニメ1話あたり30分の放送枠のうち、OP・EDとCMを除くと本編を放送している時間は大体22~24分らしいので、2クール24話と仮定すると 
24分 × 24話 = 576分
大体10時間弱の放送時間があるという事になります。が


シュタインズゲート ゼロは(自分の場合)プレイ時間が20時間以上あったので、2クールの尺に収めるには単純計算で半分以上の要素を削って縮めてしなければいけないという事になります。

st0
本作で描かれるのは『シュタインズゲート』のストーリー上で、主人公・岡部倫太郎が牧瀬紅莉栖の救出を果たせなかった世界線。
タイムリープがキーワードとなる『シュタゲ』は「何度も繰り返す」というゲームの要素とシナジーが高く、特にこのゲームでは牧瀬紅莉栖を救えなかったという岡部倫太郎に付き纏う“後悔”とそこからの再起を色濃く味わう上で、メディアミックスでは削られがちなバットエンドも大きな意味があると思います。

プラス、暗い雰囲気で進行する物語の中でもラボメンの仲間達との些細なやりとりは相変わらずでシリーズのファンには全てじっくり読みたいくらいの部分。
日常的なシーンとシリアスなシーンのコントラストを強める効果もあり、外せない要素です。
st0 RINE
『シュタゲ』ではメールだったやりとりも『ゼロ』では“RINE”というアプリに。
(このスタンプは実際にLINEで発売中)

MAGES.の志倉千代丸さんが根っからのシュミレーションゲーム好きという事もあり、こうしたゲームならではの要素が随所に盛り込まれているのが良いですよね。
これは単純にシナリオを読むだけでは味わえない魅力ではないでしょうか。

ちょっと暗い展開に気分が沈んでしまったら「あったかも知れないラボメンとの恋愛模様」を描いた『比翼恋理のだーりん』を遊ぶとハッピーな世界観で和む上、パラレルワールドとは言え見逃せない繋がりも含まれています。

シュタゲは他にも番外編が多く製作されている人気タイトルですが、この『シュタゲ ゼロ』は正統続編と銘打たれているだけあって必見の内容です!

  


ペルソナ5
letusstarthegame
こちらはプレイ時間は平均80時間超と言われる超大作RPG『P5』

80時間のプレイでも所謂“全クリ”には届かないくらいボリュームのある作品ですので、この作品の全てをアニメ化しようと思ったら何年も必要ですね。

勿論アニメ化する上では主要なストーリー部分が描かれるのだとは思いますが、僕は言いたいのです。
このゲームには削る部分は無いと!


正直あんまりゲームの面白さに順番って付けられないと考えてはいるのですが(ジャンルの違いもありますし)敢えて付けるのならば、ここ数年で1番面白かったゲームがこの『P5』でしょう。

ピカレスクロマン溢れるシナリオ
カッコいいキャラデザが見事に再現されたグラフィック
BGMとUIによって統一されたミステリアスな世界観
チャレンジし甲斐のある難易度に、歯ごたえのあるダンジョンと戦闘システム
そして自由度の高いマップ移動とCO-OPシステム  などなど

魅力を挙げればキリがない状態なのですが、何と言ってもこの2年間で各賞の受賞歴も凄い事になっていまして

PlayStation Awards2016 Gold Prize賞 ユーザーチョイス賞
ファミ通アワード2017 優秀賞
The Game Awards 2017 Best Role Playing Game
 (Game of The Yearを始め4部門ノミネート)
Golden Joystick Awards 4部門ノミネート
第18回 GDC Awards Best Visual Art 
   (ゲーム業界によって選出されるアワード 4部門ノミネート)

などなど。
海外でも評価は高く、複数のレビューサイトをまとめたメタスコアという数字では100点満点中94点を記録。
ファミ通(2018年4月19日号)の「海外で愛される日本のゲーム特集」では『NieR』や『ゼルダBotW』を抑えて最多得票に輝きました。

これだけの評価が集まるゲームって中々無くて、特に日本の高校生が主人公でキャラクター色の強いRPGでは非常に珍しいと思います。
ジャパニーズRPGここにあり!と世界中のゲームファンに存在をアピールする作品になりました。


勿論アニメ→ゲームと言う順番で楽しむのもアリだと思いますが、この80時間超のゲームプレイを多くの人が難なくやりきっているのは「先が気になる!」というポイントもあると思うんですよね。
なので、先にゲームがオススメです。
(アニメは録画しておいて一気見でどうでしょう)

来月にはペルソナ5 ダンシングスターナイトの発売も控えていますので、今から始めるのも意外と丁度良いタイミングかも
p5d


  

という事で本日は2つのタイトルについて紹介しましたが、この2作品は共に東京が舞台となっているので所謂“聖地巡礼”もしやすいですね。
東京にお住まいの方からすると見慣れた光景かも知れませんが、どちらもリアルに再現されているので実際に行ってみると結構感動です。

『シュタゲ ゼロ』は主に秋葉原
『P5』はやっぱり三軒茶屋、渋谷あたりでしょうか。

自分も先日行ってきました。
p5聖地
たまたま朝に行ったので、渋谷駅も人通りが少なくて綺麗に撮れました。

こうして色々と楽しみ方も広がりますので、是非アニメで興味を持った作品はゲームパッケージも手に取ってみては如何でしょうか。