8月16日より開幕する
Overwatch WorldCup 2018 韓国ラウンド
https://worldcup.playoverwatch.com/ja-jp/
このラウンドを皮切りに全4ラウンドの一次リーグが実施され、各ラウンドで上位2チームが今年11月のBlizzConで行われる決勝ラウンドへ進出するという形式になっています。
今回は我らが日本代表も出場するこの韓国ラウンドの出場国と注目ポイントについて紹介したいと思います。
OWWC日本代表、そして『Overwatch』
何より、esportsを応援する気持ちを込めてお送りします。
ラウンドが開催される韓国、アメリカ、フランス、タイは開催国枠で出場。残る枠はその国や地域のプレイヤー達のスキルレート(PC版)によって決定された世界ランクに基づき、上位20か国が出場権を得られます。
ここでポイントになるのが、あくまでこのスキルレート世界ランクは「その国・地域の上位プレーヤーのレート」であって、代表チーム・選手の腕前とは直接関係が無いということ。下剋上も十分に起こり得るのが面白いところです。
6か国で争われる各ラウンドの上位2チームが、ベスト8として11月のBlizzConで行われる決勝トーナメントへコマを進めることになります。
各国のスキルレートはこちらから確認できますよ
https://worldcup.playoverwatch.com/ja-jp/standings/voting
韓国ラウンド出場国は以下の通り
(☆は開催国枠 []の数字はスキルレート順位)
☆韓国 [2]
フィンランド [8]
ロシア [11]
日本 [13]
香港 [18]
台湾 [21]
(選手名 ロール 所属チーム の順に紹介)
前回大会でも日本代表と熱戦を繰り広げた北欧の雄・フィンランドが今年も同組に参加。出場国中でスキルレート6位と、韓国と共にこのラウンド突破筆頭候補になっています。メンバーはOWLに参加している選手と国内のesportsチーム「Gigantti」のメンバーで構成されており、「LosAngels Gladiators」に所属するBigGoose選手はリーグのオールスターにも選出される実力者です。
注目選手はやはりDPSのTaimou選手。屈指のエイムを誇るDPSプレイヤーとして知られており、前回大会でも日本代表のta1yo選手とのアツいバトルを繰り広げました。OWLでは自身も所属する「Dallas Fuel」も満足いく結果を残せなかっただけでなく、言動に対してペナルティが科されるなど不本意なシーズンを送る事となりましたが、そのフラストレーションを祖国の為に戦う舞台でぶつけてくることでしょう。要警戒のプレイヤーです。
ということで、OWWC2018の開幕まであと少し!
皆で世界一を賭けた闘いを応援しましょう!
Overwatch WorldCup 2018 韓国ラウンド
https://worldcup.playoverwatch.com/ja-jp/
このラウンドを皮切りに全4ラウンドの一次リーグが実施され、各ラウンドで上位2チームが今年11月のBlizzConで行われる決勝ラウンドへ進出するという形式になっています。
今回は我らが日本代表も出場するこの韓国ラウンドの出場国と注目ポイントについて紹介したいと思います。
OWWC日本代表、そして『Overwatch』
何より、esportsを応援する気持ちを込めてお送りします。
出場権
OWWC2018への出場枠は昨年の32から8ヶ国減って24ヶ国に。ラウンドが開催される韓国、アメリカ、フランス、タイは開催国枠で出場。残る枠はその国や地域のプレイヤー達のスキルレート(PC版)によって決定された世界ランクに基づき、上位20か国が出場権を得られます。
ここでポイントになるのが、あくまでこのスキルレート世界ランクは「その国・地域の上位プレーヤーのレート」であって、代表チーム・選手の腕前とは直接関係が無いということ。下剋上も十分に起こり得るのが面白いところです。
6か国で争われる各ラウンドの上位2チームが、ベスト8として11月のBlizzConで行われる決勝トーナメントへコマを進めることになります。
各国のスキルレートはこちらから確認できますよ
https://worldcup.playoverwatch.com/ja-jp/standings/voting
ラウンド出場国
出場権を獲得した24か国がどのラウンドへ参加するかはBlizzardが決定しており、出来るだけスキルレート順位に偏りがないように配置されています。韓国ラウンド出場国は以下の通り
(☆は開催国枠 []の数字はスキルレート順位)
☆韓国 [2]
フィンランド [8]
ロシア [11]
日本 [13]
香港 [18]
台湾 [21]
各チームプレビュー
ここからは出場する各チームと選手について紹介して行きます。(選手名 ロール 所属チーム の順に紹介)
韓国
Saebyeolbe | DPS | NewYork Excelsior |
Libero | DPS | NewYork Excelsior |
Carpe | DPS | Philadelphia Fusion |
MekO | FLEX | NewYork Excelsior |
Fate | TANK | LosAngels Valiant |
Jjonak | SUP | NewYork Excelsior |
Ark | SUP | NewYork Excelsior |
前回大会優勝の韓国チームは今回も優勝大本命。OWLで圧倒的な強さを見せレギュラーシーズン1位となった「NewYork Excelsior」のメンバーを中心に全員がOWL所属選手で構成されており、前回大会で大活躍だったDPSのSaebyolbe選手ら経験値豊かな選手が揃っています。
不安要素とすればNYXLはプレイオフであまり良い所なく敗退してしまったという点でしょうか。ただ、そのNYXLを下した「Philadelphia Fusion」のエースCarpe選手も代表に選ばれており、全選手がリーグオールスターに選出されているというドリームチームの総合力は、このラウンドどころか大会で見ても頭一つ抜けている印象です。
注目選手はサポートのJJonaK選手
彼のせいでゼニヤッタが弱体化されたとも言われる程の卓越したオーブ使いで、DPSが注目されがちなOWLで初代リーグMVPに輝きました。チームへの貢献度の高さは連戦や戦術を考慮してリザーブと交代出場するのが普通のOWLで最長出場時間という数字からも伺えますね。
エイム力は勿論のこと状況判断力にも優れ、1サポート編成ではロードホッグも務めるマルチロールぶりは、基本的に控えが一人しかいないワールドカップでも大きなポイントになるでしょう。
フィンランド
Taimou | DPS | Dallas Fuel |
LiNkzr | DPS | Houston Outlaws |
Davin | DPS | Gigantti |
Zappis | FLEX | Floria Mayhem |
Fragi | TANK | Philadelphia Fusion |
BigGoose | SUP | LosAngels Gladiators |
Shaz | SUP | LosAngels Gladiators |
前回大会でも日本代表と熱戦を繰り広げた北欧の雄・フィンランドが今年も同組に参加。出場国中でスキルレート6位と、韓国と共にこのラウンド突破筆頭候補になっています。メンバーはOWLに参加している選手と国内のesportsチーム「Gigantti」のメンバーで構成されており、「LosAngels Gladiators」に所属するBigGoose選手はリーグのオールスターにも選出される実力者です。
注目選手はやはりDPSのTaimou選手。屈指のエイムを誇るDPSプレイヤーとして知られており、前回大会でも日本代表のta1yo選手とのアツいバトルを繰り広げました。OWLでは自身も所属する「Dallas Fuel」も満足いく結果を残せなかっただけでなく、言動に対してペナルティが科されるなど不本意なシーズンを送る事となりましたが、そのフラストレーションを祖国の為に戦う舞台でぶつけてくることでしょう。要警戒のプレイヤーです。
ロシア
ShaDowBurn | DPS | Philadelphia Fusion |
Mistakes | DPS | Boston Uprising |
uNFixed | DPS | CIS Hope |
Txao | FLEX | CIS Hope |
Tonic | TANK | Bazooka Puppiez |
Engh | SUP | CIS Hope |
MayN | SUP | CIS Hope |
こちらも連続出場となるロシア代表。スキルレート順位では11位と日本よりも僅かに格上にあたりますが、突破の為には超えなければならない相手と言えるでしょう。国内のesportsチーム「CIS hope」のメンバーを中心に構成されていて、継続的にOW下部リーグに参戦している経験豊富な選手が揃っています。そこにOWLへ参加している2人のDPSプレイヤーを加え、攻撃力の高いラインナップになっているのでは無いでしょうか。
注目選手はShaDowBurn選手。ゲンジやファラを得意とするDPSプレーヤーで、ファイナル・ブロウのアベレージはリーグ全体4位の成績を誇る、混戦状態から仕留め切れる選手です。所属する「Philadelphia Fusion」はOWLの年間チャンピオンを決定するグランドファイナルへ進出しており、大舞台での経験をチームに還元することが出来るでしょうか。
日本
KENMOHORORO | FLEX | CYCLOPS athlete gaming |
SamuraiD | TANK | CYCLOPS athlete gaming |
ameken | DPS | CYCLOPS athlete gaming |
ta1yo | DPS | CYCLOPS athlete gaming |
claire | SUP | CYCLOPS athlete gaming |
SABAGOD | SUP | CYCLOPS athlete gaming |
DEP | DPS | CYCLOPS athlete gaming |
自己ベストを超える決勝トーナメント進出を目指す我らが日本代表。メンバー選考会を経てSABAGOD選手とDEP選手もCYCLOPS athlete gaming所属となりましたので、全員が同チームに所属する構成となりました。これは今ラウンド出場国の中では唯一で、スキルレートは全体13位とグループ内では低い位置に属しますが、連携がモノを言うOWでは日頃から同じチームでコミュニケーション出来ているというメリットは計り知れないものがあるでしょう。アジアのチームとの対戦経験値があるのも有利なポイント。
コーチも同チームのXQQ氏が務めており、卓越した技術と知識量、なにより初年度のワールドカップで得た経験値でチームを指揮します。
注目選手は2大会連続の選出となったサポートのclaire選手。非常に研究熱心な選手として知られていて、国内最強と言われるチームを後方指揮する役割も担っています。前回大会の盛り上がりと何より悔しさを知っている選手として、同じく連続出場のTa1yo選手と共にチームを牽引する仕事に期待しましょう。
香港
Mikouw | DPS | Hong Kong Attitude |
Moowe | DPS | Hong Kong Attitude |
YiWind | TANK | 過氣宗師團 |
GZQQ | TANK | |
JazZy | TANK | LGD Gaming |
ManGoJai | SUP | Hong Kong Attitude |
Amcrazy | SUP |
全体18位のスキルレートで出場権を獲得した香港代表。人口こそ少ない地域ですがesportsが盛んで、LOLなどのタイトルで活躍するプロゲーミングチーム「HongKong Attitude」のメンバーを中心に構成されています。なお同チームは5月のOW Contendersにも出場していましたが、残念ながら勝ち星を挙げることは出来ませんでした。代表チームでは他所属の選手との化学反応に期待と言った所でしょうか。
注目選手はタンクを務めるJazZy選手。
「LGD Gaming」という中国チームの所属で多数の大会に出場しています。前回大会への出場経験もあり、タンクとしてチームの中心になるのではないでしょうか。
「LGD Gaming」という中国チームの所属で多数の大会に出場しています。前回大会への出場経験もあり、タンクとしてチームの中心になるのではないでしょうか。
台湾
ShaiuLin | DPS | Hong Kong Attitude |
BLUE | DPS | Nova Esports |
Kant | FLEX | Machi esports |
Ten Ten | TANK | Hong Kong Attitude |
Ating | TANK | Hong Kong Attitude |
Craz1S | SUP | Nova Esports |
OYO | SUP | Nova Esports |
スキルレート21位で出場権獲得の台湾代表。台湾は毎年ゲームショウが開催されるなど、香港同様に非常にゲーム文化が盛んな地域で、侮れない相手です。代表メンバーは台湾のプロチーム「NOVA esports」と香港の「HongKong Attitude」所属の選手中心で選出されており、香港代表との「HKA対決」には注目が集まります。
注目選手はFLEXプレイヤーとして参加のKant選手。OWWCは登録選手が7人と少ないレギュレーションになっているので、如何に同じメンバーで異なる戦術に対応できるかがカギになり、キャプテンを務めるKant選手のFLEXさが重要なポイントになりそうです。
ルール
対戦ルールは以下の通り。昨年から若干変更が行われています。
Blizzardによって決定された4マップで対戦し、マップ毎に勝者は1ポイント、ドロー・敗北は0ポイント加算。4マップ終了時点でポイントが並んでいる場合はサドンデスマップを行い勝敗を決します。
(引き分けが無くなりましたね)
恐らく最初の4マップはエスコート・アサルト・コントロール・ハイブリッドを1つずつ行い、サドンデスについてはドローが発生しないエスコートかコントロールが選ばれることになるでしょう。
順位決定は勝利数が優先ですが、並んだ場合は獲得マップ数も考慮されるので敗戦時は1マップでも多く取れるように、勝利は出来るだけ圧倒して勝つことが突破へのポイント。完全に並んでいる場合は追加試合を行い順位を決定します。
対戦表
対戦スケジュールは以下の表のようになっています。
(日本時間)
(日本時間)
日本時間で17日から19日の3日間、毎日12時から1時間45分ごとに試合開始となるよう1日5試合のスケジュールが組まれています。
公式サイトのスケジュール表はPDTで書かれていますので、時差に注意。
※進行状況によって開始時刻が前後する可能性があります!
※進行状況によって開始時刻が前後する可能性があります!
日本戦をピックアップしますと
① 8月17日 17:15~ vsロシア
② 8月18日 13:45~ vs台湾
③ 8月18日 19:00~ vs韓国
④ 8月19日 12:00~ vsフィンランド
⑤ 8月19日 15:30~ vs香港
このような対戦順になっています。(全て日本時間)
特に最終日は重要なゲームになることが予想されますが、インターバルが短いので勢いをつけて臨みたいところですね。
特に最終日は重要なゲームになることが予想されますが、インターバルが短いので勢いをつけて臨みたいところですね。
ということで、OWWC2018の開幕まであと少し!
皆で世界一を賭けた闘いを応援しましょう!