今年も無事閉幕となりました東京ゲームショウ
主催者発表で4日間の来場者数が過去最多の29万8960人という、30万の大台に迫る数字を記録。

確か私が初めて参加したTGS2012は総来場者数が22万人ちょっとで、それでも当時の過去最高だったと思いますが

TGS2012 出展社数209 総来場者数22.37万人
↓ 6年
TGS2018 出展社数668 総来場者数29.89万人

この増え具合は尋常じゃないですね……

ということで今年も大盛況だったTGS2018の模様を自分が行ったブースを中心に順不同で振り返っていきたいと思います!


サクセスブース『海腹川背 Fresh!』
DSC_0051_3
Vita・3DSの『海腹川背 ちらり』以来の新作が出展されていました。
体験バージョンを1ステージプレイ。
今作はシリーズで初めて軸になるシナリオがあって、それに沿ってクエストをこなしていくという方式になっているみたいですね。(川背さんはレストランのアルバイトみたいな感じらしい)
ダンジョン探索&クエスト型というとかなり変更があったように聞こえますけど、遊んだ感じではラバーリングアクションという『海腹川背』の面白さは変わらず残っていますね。
今までは一通りクリアしたらタイムアタックに臨むのみでしたが、長く遊べるタイトルになるのではないでしょうか。


バンナムブース『ソウルキャリバー6』
DnvarA4U0AEEtSQ
ゲーム画面は撮影不可だったのでブース外観ですが、ソウルキャリバーの最新作も一足先にプレイ

3D対戦ゲーとしては非常に立体感がありつつも操作しやすくて良かったと思います。システムについてはあんまり詳しくないのでコメントしがたいのですが、鎧破壊があってゲーム中にキャラの外見が変わるシステムって面白いので好きです。
製品版ではどれか1キャラを極めてみたいトコロ


コーエーテクモブース『DOA6』
DSC_0100
今作から初心者にも分かりやすいようゲージ要素やワンボタンコンボが追加ということで、結構プレイ感が変わるかなと思っていたのですが意外と同じ感じで動かせました。
エキシビションマッチなどを見ている限り、新要素が生かされつつもゲージが勝敗を決めてしまうようなこともなく、かといって不要でもないという良いバランスではないでしょうか。
DSC_0103_1
グラフィックも相変わらず良かったですね。安心してください、揺れますよ。
日本HPさんのOMENブースでも遊べたので2回も体験出来ました。


アークシステムワークス『キルラキル -畏布-』
DSC_0043_4
アニメを全話見ていた『キルラキル』がゲーム化ということで凄く楽しみにしていたのですが、滅茶苦茶再現度が高いグラフィックでテンション上がりました。
ゲームシステムは広めのステージで縦横無尽に暴れられて、カットイン演出も豊富で爽快感あるタイプかな。キャラクター数とかストーリーモードとか、ボリューム面はまだ気になる所もありますが、現状は「アニメのゲーム化」して満点と言って良い仕上がりなのではないでしょうか。
Dnql4e9UcAAanGU
楽しみですね。


SIEブース『AC7 スカイズアンノウンVR』
1537811761290

PSVRでバンダイナムコゲームスの『AC7』に収録されるVRミッションを体験
(本編とは別筋になるみたい)
発表時点からこれほどVRとの親和性のあるタイトルも無いだろうと思っていたのですが、やはり没入感が凄かったですね。コックピット視点での360°完全再現はたまりません。
操作そのものはこれまでと同じなので割と自由に操れたのですが、コックピットに張り付く水滴まで表現する高精細なグラフィックのお陰で急旋回しただけでめっちゃ酔いそうになりました。
(食後に出来ないゲームになりそう)
DnrUWy-U0AEo3m9
滑走路を走行しているだけで機体が小刻みに揺れるので自分の座っている椅子が振動しているように感じるのがビックリしましたね
(スタッフさんが揺らしてるのかと思った)


スクエニブース『ドラゴンクエストビルダーズ2』

DSC_0026_4
1がクラフトゲームとRPGの中間って感じの仕上がりで面白かったの『DQB』の新作
また新たな舞台で描かれるビルダーの物語は16台体制でかなり力の入ったプロモーションでした
DSC_0021
(スライムがあるところがスクエニブースという分かりやすさが◎)
今回は前回よりもクラフトの高さ上限が広がったり作れるモノが増えたりと更に自由度が広がって、シナリオだけでなくマルチプレイでマイ〇ラ的に長く遊べるタイトルになるかも知れないですね。
期待大です。



続いてステージイベント
大体は撮影禁止だったのでブース外観など

コーエーテクモブース アトリエシリーズスペシャルステージ
DSCPDC_0003_BURST20180922122013851_COVER
事前抽選で観覧券が当選したので『アトリエ』スペシャルステージを前で見られました。
新作について声優さんのコメントや原画のNOCOさんの拘りポイントも聞けて、プレイに向けてテンションが上がる時間でした。アトリエオンラインのサービス開始時期も(ちょっと遅れましたが)告知されて、シリーズファンの為の特別なステージだったのではないでしょうか。

アトリエシリーズらしい緩やかに時間の流れるステージイベントでした。
個人的にはじゃんけん大会で最後の方まで残っていながら岸田メル先生に翻弄されて負けてしまったのが悔しかったですね。


セガブース ペルソナアトラスライブ
『P5』『P5A』『P5D』からそれぞれチョイスされた楽曲のライブ!
初めてLynさんの生歌がきけたのでハッピーでした。
モルガナが登場して『PQ2』のPRも行われるなど、未だに『P5』ブームは健在だなと実感のステージ


D3Pブース ドリームクラブパフォーマーズスペシャルステージ
もう、自分にとってはTGSとイコールの関係と言っても良いD3Pのドリクラステージ
自分が初めて劇団ドリームクラブを観た時のメンバーが登場して、当時と同じ楽曲で変わらぬパフォーマンスが楽しめたのは非常にエモかったですね。
Dnr2XY8U8AAnTyN

最終回には他の回で登壇していた理保役の声優・後藤邑子さんがまさかのドリクラ制服でご本人登場するというサプライズもあり、大熱狂のステージとなりました。



全体を振り返って

とにかく最初にも書いた通り人が多かった!本当にそれに尽きます。

今年はファミリーゲームパークを別ホールに設け、フードコートを遂に屋外に出して(雨が降らなくて良かった!)まで展示スペースを確保していましたが、過去最多を大きく更新する来場者で会場はどこも大混雑でした。
出展社の方も事前予約や整理券制度を導入して混雑緩和に努めていたので大きな混乱は無かったのですが、単純にキャパに対してそろそろ限界が近いんじゃないかというレベルですね。
(PlayStationブースのコジプロステージの時は通行困難になってましたが)


出展の分類では一時期のスマートフォン向けタイトルブームが落ち着きインディーコーナーの数が伸びているなという印象で、特に海外からの出展が本当に増えていましたね。
(今年は全然インディー見られなかったのが心残り)

単参加者として考えるとあんまり混んでるのは困るんですけど、イベントとしてはやはり規模の拡大が進んでいるというのは良い事ですよね。流石に幕張メッセに収まり切らなくなる事態は避けたいところですが、来年以降は場内配置がどうなるのかも注目です。
DSC_0131
(イベントの方向性を考えると物販やコスプレコーナーが縮小されていくのは仕方ない流れなのかも)

今年はサポーターズチケットで入場することが出来たので色々と試遊に挑戦出来たのですが、一般開場の10時には整理券終了というブースも少なくなかったので、「新作ゲームを一足先に遊ぶイベント」という感覚で来場する人は少なくなっているかも知れません。

その代わりと言って良いかは分かりませんが、ステージイベントの観覧という要素が伸びてきているのは間違いないですね。新作タイトルの発表以外にesportsの大会も数多く実施されていて、「朝早く並ばなくても楽しめる」だけでなく「新作発表・チャンピオン決定の場に立ち合える」という特別感も魅力ですし今後はそちらのウェイトが増えてもいいのかなと思います。
DSC_0064
遠目からでも分かりやすいデザインのブースが多かった


……とまぁ、一通りお堅い感想を述べましたがシンプルに今年もめっちゃ楽しかったですね。
毎年TGSに行くたびに「ゲーム超人気コンテンツやんけ!!!」って感じるのがすっごい嬉しいです。
Dn6xgaOV4AAymli

来年も行きます!